やっぱり師範はすごいなぁ~!

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 冬休みを間近に控え、校内では各学年で書初めの練習を行っています。17日(金)の3・4時間目は、3年生が体育館で練習です。その時間、本校の用務員の小澤さんがスペシャル講師として授業に招かれました。
 小澤さんは、書道の師範の資格をお持ちです。授業の初めに3年生が書く「友だち」を、子どもたちの前でポイントを教えながら書いていただきました。
 まず、紙の真ん中に立つために、おへそと紙の真ん中を合わせること。墨汁は、ちょっと入れすぎかな~ぐらいが良いこと。墨をつけた筆は、カラスのくちばしのようになるのがよいこと。筆で書く前に、心を十分落ち着かせてから書くこと。一字が書き終わって次の字を書く前に、全体を見ることも大切であること。そして礼儀が大切であることなど、わかりやすいことばで説明し、子どもたちもうなずきながら紙の上を走る筆を目で追いかけていました。小澤さんが「友だち」を書き上げた瞬間、大きな拍手が体育館中に響きました。
 ある子どもから「字の大きさはどうやって決めたらいいですか?」の質問に対し、小澤さんからは「体を使ってみればイメージできるんだよ! みんなでやってみよう!」と伝え、体操のように全身を使って「友の横の棒は左から右へ『ざしーっ』」と効果音も入れながら表現(3枚目の写真)し、子どもたちと一緒に確認をしました。
 小澤さんのデモンストレーションをイメージしながら子どもたちが練習開始。話し声はほとんど聞こえてきません。子どもたちの真剣に取り組む体育館の雰囲気は、なぜか心が落ち着く空間でした。

更新日:2021年12月17日 14:55:38